動画から線画を抽出し、前後のフレームを重ねて表示する Windows アプリ。 コマ送りでは記憶に頼るしかなかった間隔と軌道が、画面の上に直接現れます。
動きを研究したくて動画プレイヤーでコマ送りをしても、画面に出るのは常に現在のフレームだけです。 1つ前のコマがどこにあったかは記憶に頼るしかなく、タメ・ツメの間隔も、軌道の曲がり方も、 目で測ることができません。前後を往復して確かめているうちに、 最初に見たかった差がぼやけていきます。
OnionPlayer は前後のコマを同時に出します。 等間隔でゴーストを並べれば、それがそのままスペーシングチャートになります。 比べるという作業が、1枚の絵を読む作業に変わります。
ウィンドウにドラッグ&ドロップするか Ctrl+O。
対応形式は mp4 と webm です。
右パネルで抽出方式を選びます。
シェーダ抽出は追加導入なしで、開いた直後から動きます。
実写なら Live Action、アニメなら Anime のプリセットから。
N キーでオニオンスキンが入ります。
目的に合わせて 中割り / 軌道 / スペーシング / 広域 のプリセットを選ぶだけです。
過去は暖色、未来は寒色に色分けされます。
前後それぞれ最大8層、層と層の間隔は1〜12コマ。 層ごとの濃さはイコライザで個別に上書きでき、遠い層の減衰も調整できます。
A でキーフレームを打ち、それを基準にゴーストを張れます。
「1層=次のキーフレームまで」に切り替えれば、原画と原画の間を読めます。
1〜9 を押している間だけその層を濃く表示。
F で自動送り。紙をめくって見比べる動作を、そのままキーにしています。
背景モデルを作り、動いていない部分の線を消します。 背景のディテールに埋もれず、動いたものの線だけが残ります。
元動画と並べた2ペイン表示。オニオン側はリストや格子にも展開でき、 タイムシートのように読めます。方眼も重ねられます。
重ねた1枚・並べたシート・層ごとの複数ファイルの3形式。 透過背景と方眼の焼き込みを選べ、素材の解像度で出力します。


ポータブル版は展開してそのまま実行します。
設定・キーフレーム・導入したモデルは exe の隣の OnionPlayerData に入り、
Windows のユーザーフォルダは汚しません。フォルダごと移せば全部付いてきます。
再生・移動・オニオン・めくり・表示・抽出・書き出しまで、
操作は体系立ててキーに割り当てられています。F1 でいつでも一覧が開きます。
移動は映像の実タイムスタンプを基準にしているため、 可変フレームレートの素材でも1コマずつ厳密に進みます。 コマ送りと秒送りは別のキーに分けてあります。
ML 抽出に使うモデルはすべて MIT ライセンスで、 帰属表示をアプリ内と配布物の両方に記載しています。 何で線を起こしているかを隠しません。
実写の歩き・走り・アクションから、接地のタイミングと重心の移動を測る。
書き出した動画を読み込み、中割りの間隔が揃っているかをゴーストで確認する。
層ごとに書き出して並べ、動きの意図を伝える資料の下敷きにする。
このアプリの中心機能は無料側にあります。 オニオンスキンは全機能が無料です。
| 再生・トランスポート・区間ループ | 無料 |
|---|---|
| シェーダ抽出(Sobel / DoG / XDoG) | 無料 |
| オニオンスキン全機能 層数・間隔・イコライザ・レイアウト・プリセット・キーフレーム・めくり・パラパラ | 無料 |
| 静止部の除去 / 方眼 / 重ねる・並べる / 集中モード | 無料 |
| ML 抽出(Lineart) | Pro |
| 書き出し(保存・コピー・層ごと) | Pro |
All-Access は OnionPlayer を含む Shinosuke ツールスイート全体を解錠します。 料金と内容はこちらのページにまとめています。
mp4 と webm です。 MOV / ProRes / MKV や連番画像には対応していません。 別形式の素材は、事前に mp4 か webm へ変換してお使いください。
いいえ。配布物を軽く保つため同梱していません。
アプリ内の 導入 (~17MB) ボタンから取得すると、
ハッシュ検証を経て OnionPlayerData/models/ に配置されます。
導入そのものは無料で通ります(Pro が要るのは抽出の実行です)。
カメラが動いている素材では効きません。 背景も「動いたもの」と判定されるためです。この機能はカメラが固定された素材を前提にしています。
動きます。シェーダ抽出は WebGL で動くため GPU の要件は緩く、 ML 抽出は DirectML 非対応の環境では自動的に CPU にフォールバックします (その分は遅くなります)。
フォルダごとコピーすれば、設定・キーフレーム・導入したモデルは付いてきます。 ライセンスだけは付いてきません(Windows の資格情報として保存されるため)。 移した先で認証し直してください。
OnionPlayer.exe と同じ場所に作られる OnionPlayerData フォルダです。
Windows のユーザーフォルダには書き込みません。
書き込みできない場所に置いた場合も、観る機能はそのまま使えます(設定が保存されないだけで、
そのことは画面に表示されます)。
オニオンスキンは全機能が無料です。線が重なった瞬間に、 この道具が何をするものかが分かります。
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